ヤクルトは21日、都内でスタッフ会議を開き、ドラフト1位・中村優斗投手の春季キャンプ2軍スタートが決まった。高津監督は「万全ではないのでファームでスタートさせる」と明言した。
新人合同自主トレ中の15日に上半身の違和感を訴えて以降、一部別メニュー調整を続けていた。戸田球場で1週間ぶりにキャッチボールを再開した右腕は「全然問題なく、ここから徐々に上げていきたい」と話していたが、球団は焦らせずに調整させる方針となった。
宮崎・西都で鍛錬に励むルーキーは「体作りという面でプロの選手に比べたらまだまだ。1年目から活躍したい気持ちもありますけど、まずは土台となる体を作っていきたいというのがキャンプの目標」と前を向いた。