TBS系ニュース番組「NEWS23」(月~木・午後11時、金・午後11時58分)が21日に放送された。タレント・中居正広と女性とのトラブルにフジテレビ社員が関与していたとの報道などを背景に、フジテレビへのCM出稿を取りやめる会社が相次ぐなど影響が広がっていることを報じた。
コメンテーターで出演した時事芸人・プチ鹿島は「会見の内容もさることながら、気になったのは時期ですよね」と、フジテレビが会見し初めてトラブルに言及したのが今月17日だった点に注目。年末に一部報道があって以降の対応が「腰が重い、のらりくらり」にうつったが、株主の海外ファンドが抗議してから「急に慌てて会見をしはじめた」という印象を持ったという。「いまだに外圧でしか動けないのかな」と私見を述べた。
内部の声にも注目。「フジテレビ内の若手の人とか、現場の人が、中から声を上げていく。外圧だけで直っていくのも情けないので」と期待し「メディアで全部うみを出せば理想ですが、それができないのであれば、違うメディアで、っていうのも、ある種の公益通報だと思っている。どんどん声を上げてほしい」と話した。