◆欧州CLリーグフェーズ第7節 リバプール2-1リール(1月21日、英国・リバプール・アンフィールド)
2025年1月21日、欧州では欧州CLリーグフェーズ第7節が9試合行われ、日本代表主将遠藤航(31)が所属するリバプールはホームでリール(フランス)と対戦。遠藤はこの試合もベンチスタートとなったが、後半18分から出場。アンカーとして安定感のあるプレーを展開して2-1勝利に貢献した。
試合は前半34分にサラーがジョーンズからのスルーパスで抜け出しGKと1対1となると、自慢の左足を振ってゴール。リバプールがホームで先制して、7連勝に王手をかけた。
さらに後半14分、リールDFマンディが2枚目のイエローを受け取り累積退場。リバプールが圧倒的に有利となったが、リールは10人の戦いを強いられてから3分後の同17分、ディビッドのゴールでまさかの1-1同点に追いついた。
遠藤がソボスライのサブとして出場したのはこの同点弾の1分後。アンカーとして中盤の底で守り、味方がボールを持てば果敢に押し上げて攻撃参加。縦横無尽にピッチを駆け抜けた。
2点目を狙うリバプールは後半22分、コーナーキックからのクリアボールにエリオットが左足のボレーを合わせると、このシュートにリールMFムカウが左足を当てて大きく角度を変えてゴール。リバプールがラッキーな2点目を奪った。
この後は10人のリールを相手に、ホームチームがしっかりと守り切って2-1勝利。これでリバプールはリーグフェーズ7戦全勝を飾り、8以内が確定してトーナメント・ステージ進出が決定した。
スロット監督は「私にとって最も重要なことは、この勝利でプレーオフを回避したこと。それは少なからず価値がある」と話して、36チーム中唯一7戦全勝を果たしたチームに満足した。