フジテレビ系「めざまし８」（月曜～金曜・午前８時）は２２日、タレント・中居正広（５２）の女性トラブルを巡り、同局社員の関与が報じられた問題中居正広を同局社員の関与が報じられた問題で２１日に村上誠一郎総務相（７２）が同局に対して「独立性が確保された形で早期に調査を進め、信頼回復に努めてほしい」と求めたことを報じた。
さらに、ニッポン放送が２１日、中居が出演していた「中居正広ＯＮ＆ＯＮ ＡＩＲ」（土曜・後１１時）を終了することを発表したことも伝えた。
スタジオでは今回の問題を受け、同局の第三者を入れた調査方法について出演者が議論した。
コメンテーターを務める同局の風間晋解説委員は、調査を巡りＭＣで俳優の谷原章介から「スピード感ってとても大事になってきますね？」と問われ「弊社だけじゃなくてテレビ業界って独特で。春と秋の番組改編っていう１年間の節目っていうのをもっているわけです。そこを意識しながら仕事が回っているところがあって」と解説した。
続けて「春の番組改編っていうのは、もう、もう、もう目の前ですよ。そこで視聴者の方もあるいは、スポンサーもフジテレビがどういうふうにするのかな？と注目しているわけですから、そこを意識したスピード感って絶対に必要だと思っていて」とし「その際に日弁連のガイドラインにそった第三者委員会の調査がそんな春の番組改編に間に合わせてできるのかっていったらそんなことは全然ないわけだから、僕は日弁連のガイドラインの第三者委員会は、それはそれで分かった上で、でもやはり春の改編にあわせて、そこに間に合わせて、なにがしかきちんと調査しましたっていう結果を公表しなければならない、と僕自身は思うんです」と指摘した。
さらに「同時に他の企業さんと同じく６月に株主総会がありますから、株主総会の時にはさらに徹底した調査結果、あるいはそれを踏まえた対応を明らかにしなければならない…僕は二段構え的に考えています」とコメントしていた。
この発言を受け谷原は「風間さんのお言葉にもありましたけれども」とし「春と秋に大きな番組の改編期があって、そこに焦点をあわせて仕事が進めていく、と。それは企画もそうですし、営業行為もそうですし…という意味では今が１月ですから３か月というと本当に時間がなくて、どこまで早くスピード感を持ってしかも透明性、公平性を持って調査をすることができて、きちんと発表できるのか」とコメントし「これ経営陣にかかっている問題ですよね」と指摘した。