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【プロキオンS】武蔵野Sで2着のカズペトシーンは坂路で上々の動き 池添調教師「すごく状態はいい」

スポーツ報知 2025年1月22日 13時5分

◆第30回プロキオンS・G2(1月26日、中京競馬場・ダート1800メートル=1着馬にフェブラリーSへの優先出走権)追い切り=1月22日、栗東トレセン

 武蔵野S2着のカズペトシーン(牡5歳、栗東・池添学厩舎、父ルーラーシップ)は坂路を単走。上々の動きを見せた。馬なりで54秒5―12秒7をマーク。ラスト1ハロンは力強い脚さばきを披露。順調な仕上がり具合が伝わる。池添調教師は「今日は体調を整える程度でサラッとやりました。余裕ある動きで良かったですし、すごく状態はいいです。時計は平凡ですが、1週前にしっかりやっていますからね」と納得の表情を浮かべた。

 今回と同舞台の2勝クラス、3勝クラスを鮮やかな後方一気で連勝しオープン入り。続く武蔵野Sで重賞に初挑戦し、上がり最速35秒3で差し脚を伸ばして勝ったエンペラーワケアに0秒2差の2着に好走。重賞の舞台でも即通用する能力を示した。池添師は「芝(からの)スタートで進みが悪く、いつもより後ろからになりましたが、最後はいい脚。初重賞でも展開が向けば、そこそこやれると思っていましたが、思っていた以上に強かったですね」とレースぶりを評価。自信を深めるに足りる内容だった。

 2戦2勝の得意舞台に戻る。重賞初制覇、その先に見据える春の大舞台に向け「前回の東京1600メートルよりも、今回の中京1800メートルの方が競馬がしやすい。フェブラリーSに向けて賞金を加算できれば」とトレーナーは力を込めた。

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