Infoseek 楽天

井上尚弥、24日防衛戦へ「25年のキャリア、引き出しを信じる」

スポーツ報知 2025年1月22日 13時23分

◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一戦12回戦 統一王者・井上尚弥―WBO世界同級11位・金芸俊(24日、東京・有明アリーナ)

 世界4団体スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)が22日、横浜市内で試合前記者会見を行った。「バッチリ仕上げました。全力で挑みたい。試合は楽しみにしていただけたら」と力強く宣言した。

 昨年12月24日に予定していた試合が対戦相手の負傷で1か月延期された上に、約2週間前に再度の負傷で対戦相手が変更という事態に見舞われた。「練習のスケジュールも全て狂いましたけど、2度の中止と延期は参考になったスケジュールだったとは思います」とプラス要素を見いだした。

 急きょ対戦相手になった金は好戦的なファイトスタイルから「トラブルメーカー」の愛称を持ち、日本人選手との対戦は7戦7勝を誇る。尚弥は「スイッチヒッターという印象もありますし、映像的にはサラッとみた感じ」といい、それでも「自分のボクシング、25年のキャリア、引き出しを信じて試合をしていきたい」と話していた。

 ◆井上―金芸俊戦の経緯 ▽24年5月6日 東京ドームでルイス・ネリ(メキシコ)を6回TKOで下して防衛に成功後、井上がグッドマンをリングに上げ「9月頃防衛戦をしたい」と呼びかけ、グッドマンも「絶対やりましょう」と応えた。

 ▽同10月24日 12月24日にグッドマンと防衛戦を行うことを発表。

 ▽同12月14日 グッドマンが来日直前のスパーリングで左目上を裂傷。4針縫ったことで、興行の1か月延期が決定。

 ▽25年1月11日 グッドマンが再度、左目上を負傷したため、予備選手としてオファーしていた金に挑戦者を変更。

この記事の関連ニュース