◆トレーニングマッチ 横浜FM0―1大分(22日・宮崎市内)
横浜FMは大分とトレーニングマッチ(30分×3)を行い、0―1で敗れた。Jクラブとの対外試合初戦で新布陣3バックがお披露目となったが、合計90分を通じて決定機は2回ほど。左ウィングバックで出場した新加入のDF鈴木冬一は「見つかった課題を今後どう生かしていくかだと思います」と振り返った。
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3―4―3の布陣でスタートした横浜FMだったが、各ポジションがつながりを持てず、1トップに入ったFWアンデルソンロペスが孤立状態に。2シャドーのヤンマテウス、遠野大弥がサイドに流れる形で何度か前進したが、ゴール前まではたどり着かなかった。1本目はミドルシュート1本のみで終え、ピンチも多く作られた。
2本目は若干スムーズになったものの、シュートは単騎突破からヤンマテウスがエリア外から放った1本のみ。センターバック中央に入ったDF山村和也の球出しなど、確実性の高いプレーは随所に見られたが、相手を脅かすような崩し、連動は発揮できなかった。
3本目では、開始1分でビルドアップのミスから失点。MF喜田拓也のポケットへの侵入からPKを獲得したが、これをエウベルが外した。練習生も出場する中でシュート3本を放ったが、ゴールにはつながらなかった。