オリックス・平野佳寿投手が大阪・舞洲の球団施設で自主トレを公開した。ストレッチで体をほぐすと、町球団広報を相手に力強いキャッチボール。屋外でもランニングし、2月の宮崎キャンプへ順調な仕上がりをアピールした。昨年は12試合で7セーブ。「今まで通りでいっていたら、全然ダメなので。投げる球、投げ方。そういうのは今までと一緒にしていたらダメだと思っている。ちょっとずつ変えていきたい」と復活へ「変身」を予告した。
同じ05年のドラフトで入団し、新人時代から兄弟のような関係を築いてきたのが岸田監督だ。NPB通算250セーブに王手。3月で41歳になるチーム最年長の守護神は「優勝だけを目指して、後々そうやって(個人記録が)付いてくればうれしい。頑張って、岸田監督を男にできるように」と覇権奪回を誓った。