ソフトバンクを戦力外となり、ロッテに育成選手として入団した中村亮太投手が22日、大きな目標を明かした。
ソフトバンクから国内FA権を行使してロッテに移籍した石川柊太投手と本拠のZOZOで練習した中村亮の実家は、地元・千葉を中心に人気の弁当店「ほそや」。ZOZO内にも「マリンスタジアム売店」を出店して選手とのコラボ弁当も数多く販売しており、「実家に帰ったときに『今後は石川(柊太)さんのお弁当を出す』みたいな話を言っていた」と“企業秘密”を明かした。
「ほそや」が出店していることもあり、幼少期からZOZOに足しげく通ってロッテのファンにもなった中村亮。「今はないらしいのですが『いも豚弁当』というお弁当が好きでした」と幼少期を振り返ったが「ほそや」では中村亮とのコラボ弁当プランは話題にもなっていない。「自分は育成なので、自分の弁当の話は全然ない。支配下に上がって1軍で名前を覚えてもらえるようになったら。自分のモチベーションも上がるのではないかな、と」と支配下登録からの活躍、そして実家の「ほそや」とのコラボ弁当発売を夢見た。
◆中村 亮太(なかむら・りょうた)1998年5月18日、千葉県生まれ。26歳。千葉経大付高、東農大北海道オホーツクを経て20年育成ドラフト8位でソフトバンク入団。22年7月に支配下登録も同年オフに戦力外となり、育成選手として再契約。昨年7月に2度目の支配下登録もオフに戦力外となった。NPB通算3試合登板で勝敗、セーブはなく、防御率29・45。182センチ、79キロ。右投右打。背番号124。