人気女子プロレスラーのウナギ・サヤカが22日、東京・両国国技館で4月26日に行う自主興行のPRのため、富山智帆リングアナウンサーとともに、両国国技館に隣接する報知新聞社に来社した。
2019年1月4日にプロレスデビューしてから今年で7年目。2年前に「スターダム」を解雇されてから、孤軍奮闘でプロレス界を渡り歩いてきた。「女子プロレス界の傾奇者(かぶきもの)」は、「両国国技館での自主興行はキャリア6年の中での一つの集大成。『38歳のババァには無理』とか、さんざん言われてきたけど『私は絶対にあきらめない』を貫いてきた。試合を観戦してくれる方々には、リングを通じて私のネバーギブアップ精神を感じてもらい『生きる力』にしてほしい」とアピールした。
「傾奇者」とうたうだけあって、大仁田厚やアジャ・コングとの電流爆破デスマッチなど、数々の修羅場を乗り越え、都度、足跡を残してきた。2月16日には、1962年創業の東京・後楽園ホールで女子プロレスとしては初となるワンマッチプロレス興行を開催。さらに手を広げて、両国国技館での自主興行の実施に踏み切った。
“清水の舞台から飛び降りる”決意で1万人収容の大会場での熱闘に挑む。ポスターの売り文句は「全財産かけてまさかの両国進出」ともはや捨て身だ。「査定してやるよ」が代名詞のウナギも「両国はギャンブル!」と腹をくくっている。
3か月後に迫ったビッグイベントの対戦相手は未定。「極彩色に翔ける傾奇者」の手腕に注目だ。