歌舞伎俳優の中村勘九郎(43)、中村七之助(41)が22日、都内で歌舞伎座「猿若祭二月大歌舞伎」(2月2~25日)の昼の部「きらら浮世伝」(脚本、演出・横内謙介)の取材会に出席した。
現在、放送中のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜・後8時)で注目される江戸のメディア王・蔦屋重三郎の物語。勘九郎は自身が演じる重三郎について「絵師や作者、いろいろな才能を発掘してプロデュースして、とてもパワフルで頭のいい人だったと思う。そこは父(18代目中村勘三郎)に似ている」。横内氏の演出は「ビジョンがぶれずに的確。稽古が楽しいです」と語った。