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【全日本卓球】初出場の10歳・庄司心都奈 中学2年生に惜敗「次はもっと自分で攻められるように」…ジュニア女子

スポーツ報知 2025年1月22日 20時31分

◆卓球◇全日本選手権 第2日(22日、東京体育館)

 ジュニア女子1回戦で初出場の10歳・庄司心都奈(ことな、関西卓球アカデミー)は、1―3で岩見香蓮(ITSUKIクラブ)に敗れた。中学2年生を相手に第3ゲームを11―9で奪うなど奮闘したが、第4ゲームを10―8から挽回され「小学生よりパワーが強くて、力で押されて後ろに下がってしまった。次はもうちょっと、自分で攻められるようになりたい」と反省を浮かべた。

 今大会、小学4年生で出場権を得たのは3人のみで、庄司は年少3番目に当たる。これまで全国大会で目立った成績はなかったが、転機となったのは小学2年の冬。試合で結果が出ず「もっと強い選手を目指したい」と大阪市の関西卓球アカデミーの門をたたいた。

 和歌山・橋本市の自宅からは、電車で片道1時間半の距離にある。午後3時半に学校が終わると電車に乗って宿題に取り組み、同5時半から3時間練習。その後に30分~1時間の自主練習を行い、帰宅するのは同11時近く。ハードな生活を週6日続ける中で着実に力を伸ばし、和歌山県予選を1位で突破して今大会への出場を決めた。

 憧れの選手はパリ五輪銅メダリストの早田ひな(日本生命)だ。自身は右利きで「利き手は違うけど、自分も中陣に下がってプレーするので。なりたい選手が早田ひな選手」。将来の夢は「日本代表に入って、オリンピックでメダルを獲得すること」と掲げた。

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