ソフトバンクから国内FA権を行使してロッテに移籍した石川柊太投手(33)が22日、新球の「キックチェンジ」を決め球にすると誓った。本拠のZOZOで自主トレを公開し、最近になって新球を投げ始めたと明かした。「キックチェンジ」はサークルチェンジの握りから中指をボールに立て、そこを支点にして投げる変化球。米大リーグ、ジャイアンツのバードソングが代表的な使い手で日本ハム・伊藤も習得に乗り出している。
21日には種市らと食事をするなど新天地に溶け込む準備を進める右腕は「チェンジアップ(キックチェンジ)がしっかり変化してくれるといい。シュート成分が強い真っすぐに加えて(パワー)カーブと落ちる球もあるとすごく幅が使えるので」と習得の狙いを説明。キャンプで本格的に練習し、ZOZOの強風と相性がいい直球、フォークと同レベルの武器にする。