米野球殿堂博物館(ニューヨーク州クーパーズタウン)は、殿堂入り発表から一夜明けた22日(日本時間23日)、得票率99・7%でアジア人初の殿堂入りを果たしたイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)ら、時代委員会による選出2名を含めた2025年度の新メンバー5人のプラーク(銅製胸像額)の土台を設置した。
午前11時過ぎ。博物館の正面玄関ロビーの奥に続くプラーク・ギャラリーで、係員が正面に向かって右側の壁に、5つのプラークの土台を設置した。新しくメンバーに入った5人の銅製胸像額は、式典が開催される7月に展示される。左の2つは、時代委員会選手メンバーが入り、続いて中央上部にサバシア、その下にイチロー、右側の上部にワグナーと、アルファベット順でプラークの配置が決まった。
イチローは、この日当地入り。23日(同24日)には博物館を訪問し、「Hall Of Fame」が入ったユニフォームと帽子を進呈され、プラークの土台にサインを入れる儀式が予定されている。