ロッテからポスティングシステムを利用し、ドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希投手が22日(日本時間23日)、本拠地のドジャースタジアムで入団会見した。23歳の有望株右腕は、新背番号「11」のドジャーブルーのユニホーム姿を披露。背番号「11」への思いについても言及した。
23年からミゲル・ロハス内野手(35)が着けていた番号で、自身の左腕に「11」とタトゥーを彫るほど愛着を持っていたが、佐々木に譲る形となった。
大谷はドジャース入りの際、背番号「17」を譲ってくれたケリーに高級車ポルシェを贈呈して話題に。米メディアからは会見中に「佐々木選手は、ロハス選手にはお礼に何をあげるのか?」と質問も飛び、佐々木は「まずは実績のあるロハス選手に番号を譲っていただいて、本当に感謝しています。何をあげるかは僕の中では決め切れていない。チームに入ってからいろいろ相談して決めたいと思っています」と、慎重に考える姿勢を示した。
思い入れがある番号だった。高校日本代表だった2019年9月のU18ワールドカップで「11」を着用。23年のWBCでは「14」だったが、前年11月の強化試合では「11」を背負っていた。「11番については学生時代に何度か着けて、僕の中でも思い入れのある番号だった」と思いを明かした。