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なぜ佐々木朗希は23歳で米挑戦を決断したのか 会見で明かした思い「いろいろな意見があるのは重々承知」

スポーツ報知 2025年1月23日 9時14分

 ドジャースは22日(日本時間23日)、ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた佐々木朗希投手(23)とマイナー契約で合意したことを、正式に発表し、本拠地のドジャースタジアム内で入団会見が行われた。

 朗希は23歳でのメジャー挑戦。「25歳ルール」によってマイナー契約しか結ぶことが出来ず(メジャー出場は可能)、ロッテへの譲渡金も限られる中で海を渡る決断を下した。昨オフ、25歳だった山本はドジャースと12年総額3億2500万ドル(約465億円=契約当時のレート)の超大型契約を結び、オリックスにも70億円以上の譲渡金が支払われた。一方で朗希の契約金は650万ドル(約10億円)。ロッテへの譲渡金は2億5000万円に限られた。

 規定投球回到達も一度もない中での挑戦に批判的な声があったことは朗希の耳にも届いていたようで「いろいろな意見があるのは重々承知しています。ただ、ここに来ると決めた以上、今は自分が出した結論がベストだと信じて、自分の定めた目標を信じて、自分の可能性を信じてくれる人たちのために前に進んでいきたいと思います」と思いを口にした。

 23歳で決断を下した理由については、NPB1年目だった20年に右肘の故障などで登板が出来なかった経験があるといい「あと2年待てば(大型契約が可能になる)、という声も多く聞きますが、その2年こういった状態で迎えられるか、もちろん保証はないですし、そういったお金だったりそういうものよりも、この2年間過ごす時間の方が僕にとって価値のあるものだと、そういう風に判断しました」と説明した。

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