女優の平美乃理が23日、葛飾区・帝釈天題経寺で一日消防署長を務めた。
26日の文化財防火デーを前に、国の重要文化的景観に選定されている同所で消火訓練を実施。一日消防署長を委嘱された平が「一斉放水開始!」と呼び掛けると、隊員らが消火活動にあたった。
訓練を終えて平は「実際こんなに近くで放水を見ることが人生で初めて。迫力がすごかったです」と目を丸くした。火事や災害に対する意識について「普段から一番怖いのが災害だと思っていて、自分がよくいる場所でどんな危険があるのかなとか考えちゃう。日頃の備えも大事なんですけど、実際何か起きたときにどうやって考えて行動するのかということも考えておいた方が安全だなと思いました」と自らに言い聞かせた。
訓練が行われた帝釈天題経寺のある柴又地域は、映画「男はつらいよ」でも知られる。初めて聖地に足を踏み入れたといい「景色や風景を感じられていることがすごくうれしい。レトロな雰囲気だったり、映画で見た景色が目の前にあって感動しました」と喜びを口にした。
昨年に20歳を迎え、今年1月に成人式に出席。「小さい頃から一緒に育ってきた友達だったり家族に会えてすごくうれしかった。私が芸能のお仕事をしているのをずっと応援してくれているので、『頑張って』とか『いつも見てるよ』って応援してくれてすごいうれしかったです」と笑顔。今年の抱負について「モデルと女優とアートの三本軸で頑張りたいなと思っています」と力強く誓っていた。