5、6月に歌舞伎座で「8代目尾上菊五郎」「6代目尾上菊之助」の襲名披露公演を行う尾上菊之助と尾上丑之助の特別ビジュアルが23日、初公開された。
歌舞伎座「五月大歌舞伎」の夜の部に上演される「弁天娘女男白浪」は音羽屋ゆかりの演目。「浜松屋・極楽寺屋根の場」では菊之助改め8代目菊五郎が、「稲瀬川勢揃いの場」では丑之助改め6代目菊之助が弁天小僧菊之助を勤める。
菊之助はこの日、都内で松竹創業130周年記念ラインアップ発表会に出席。「先人達の知恵、技術、心を伝えて、発展させていきたい。父・菊五郎、岳父、吉右衛門が愛した演目を中心に古典を継承し、発展させ、世界の皆様に伝えていきます。『日本文化を発展させ、世界の文化に貢献する』という松竹の理念と一致します」と語った。