日本テレビ系「news every.」(月~金曜・後3時50分)が23日に放送され、タレント・中居正広の芸能界引退や、日本民間放送連盟(民放連)会長でフジテレビ副会長の遠藤龍之介氏がこの日、都内で民放連の定例会見を行ったことを報じた。
約6年間、テレビ朝日系「中居正広の土曜日な会」で共演した社会学者の古市憲寿氏は引退発表について「やっぱりやるせないですし、残念だなというのが第一印象です。特に僕の世代だと子供の頃からSMAPが当たり前にいて、解散のときもすごい残念だったんですけど、いつかまたみんなでやってくれるだろう。5人6人でやってくれるだろうと思っていたのが中居さんの引退でSMAPの再結成も現状なくなったので、それも含めてすごく残念だなと思います」と胸中を明かした。
さらに、引退発表の前文を読んで「『全責任は私個人に』っていうフレーズがあったと思うんですけど、中居さんらしいというか、暗にフジテレビなのか仲間なのかをかばっているようにも見えますし。ただ、本当に中居さんが責任が自分にあると感じていらっしゃるんだったら、やっぱりメッセージ、言葉だけでなくてきちんと会見だとかをして去ってほしいなと思いますね」とコメント。
「これまで皆さん国民の前で活動してきた、文字通り国民的アイドルだったわけだから、この文章一枚残して謎と共に去るんじゃなくて、きちんとできる範囲で、できる限りのもっと言葉を残して去ってほしかったなと、どうしても思ってしまいますね」と語った。