西武の育成ドラフト3位、ラタナヤケ・ラマル・ギービン外野手(18)=大阪桐蔭=が23日、名前の由来でもある「太陽の輝き」を放ち支配下入りを狙うことを誓った。
この日の新人合同自主トレでは室内練習場で初めて打撃投手の球を打ち、快音を連発。スリランカ人の両親を持ち、名前である「ラマル」はスリランカ語で「太陽のように輝く男の子」という意味。「今すぐでも支配下に入って結果を残したい。弱点をどんどん削って1軍で活躍できるように」と自らを輝かせていく。
180センチ、91キロ。最長飛距離は「140メートルいってるかもしれない」という長打力が魅力だ。「すしは結構好きで30皿(60貫)とかは食べたりします」という食欲でパワーを蓄えてきた。
大阪桐蔭では1年秋から4番に座ったが、プロでは育成選手として出発。「得点に絡める打者になってチームを勝たせられるように」。太陽のようにチームを照らすラマルの挑戦が始まる。(大中 彩未)