◆卓球◇全日本選手権 第3日(23日、東京体育館)
男子シングルス4回戦で、スーパーシード選手として初登場した17歳の松島輝空(木下グループ)は、三部航平(シチズン時計)を4―1で倒し、24日の5回戦に進んだ。前回のジュニア男子王者は、一般に絞っての出場。先に1ゲーム(G)を取られたが、逆転勝利を収め「一般だけなので、1回目から緊張して難しかったです。最初は慌てていたところはあったけど、2G以降は落ち着いてできたので良かった」と安どの表情だった。
今大会は妹で11歳の美空(京都カグヤライズ)が一般では3回戦敗退も、ジュニア女子では8強進出と快進撃を続ける。「結果を残して強いなと思った。自分も負けていられない」と発奮材料になっている。28年ロサンゼルス五輪を目指す成長株は「海外でも自信をつけてきているので、今年こそ優勝を目指して頑張りたい」と力を込めた。