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【阪神】開幕投手より「一年間通して投げる方が大事」エースが夏場の不調克服で優勝導く

スポーツ報知 2025年1月24日 5時0分

 阪神・才木浩人投手(26)が23日、自身初の開幕投手に固執しない考えを示した。兵庫・鳴尾浜で自主トレを公開。開幕投手への思いを問われ「選ばれたらいいが、一年間通して投げる方が大事」と力説した。

 昨季は13勝3敗、防御率1・83と飛躍。昨年11月のプレミア12では自身初の侍ジャパンにも選出された。大役にふさわしい筆頭格だが「言われた場所で一年間投げ切る」が最大の目標。昨季は7月まで防御率1・14だったものの、8月は月間4・13だった。

 課題の夏場を克服するため、今オフはフォームの微修正に加え、食事、睡眠、入浴など、あらゆる面を見直した。「夏場の不調をなくせば、いい成績を残せる」。かねて投手8冠を掲げ、この日も沢村賞獲得を宣言した右腕に藤川監督は「勢いを持って、伸びようとするのが一番大事」と太鼓判を押した。(直川 響)

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