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佐々木朗希ドジャース入りの切り札はデコピン? 大谷翔平、ベッツら参加の最終面談に参加か

スポーツ報知 2025年1月24日 9時19分

 ロッテからポスティングシステムを行使してドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希投手(23)は22日(日本時間23日)、ドジャースタジアムで入団会見を行った。背番号「11」のユニホームに袖を通すと「ドジャースのユニホームに袖を通してみて、改めて自分は0からスタートするのだと、身が引き締まる思いです」と胸の内を明かした。

 23歳でメジャー挑戦への決断を下した朗希。「25歳ルール」で長期契約が事実上必要なく、マイナー契約しか結べない(メジャー出場は可能)ことから、20球団以上が獲得に興味を示す人気を見せた。昨年12月にはヤンキース、カブスなど8球団ほどと1次面接を行い、今年に入ってからドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団と最終面談を行って、最終的にはかねて本命とされていたドジャースとの契約を選んだ。

 1次面接では、公平性を期すために全チームの首脳はロサンゼルスの代理人事務所に集められ、1球団2時間の時間制限が設けられて、現役選手の同席は禁じられた。3球団と行った最終面談では、チームの主力級の選手も同席。ドジャースは14日(日本時間15日)に共同オーナーのピーター・グーバー氏の自宅で夕食会として行われ、大谷だけでなくベッツ、フリーマン、スミス、エドマンとチームの中心選手がそろった。激しいラブコールが行われたとみられるが、会見の中で朗希は当時の様子について「ベッツ選手に、ずっと『もしドジャースに入ったらアリゾナキャンプでおいしいアイスを食べに行こう』ということだけを言われていました」と冗談交じりに明かしていた。

 さらにこの日、スポーツ専門局「ESPN」(電子版)では「大谷は、佐々木が犬好きだと知って、デコピンを夕食会に連れてきた」と報じた。大谷の愛犬・デコピンは23年11月のMVP発表会見でお披露目となり、昨年は“始球式”でマウンドから捕手役の大谷にボールを届ける姿も見せるなど人気になっている。朗希も会見にはスーツ姿で出席したが、靴下には実家の愛犬「ラム」がプリントされていた。山本も犬好きとして有名。朗希をドジャースに呼び込んだのは、デコピンの存在が一因だったかもしれない。

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