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【船橋競馬・報知グランプリカップ(23日)】キングストンボーイ重賞連勝

スポーツ報知 2025年1月24日 10時30分

 第61回報知グランプリC・S3は23日、船橋競馬場で古馬の強豪14頭が1800メートルを争った。1番人気に推されたキングストンボーイ(御神本訓)が直線で抜け出し、ムエックスに3/4馬身差をつけて優勝。勝島王冠に続く重賞連勝で伝統のレースを制した。1、2着馬には京成盃グランドマイラーズ・S1(3月11日、船橋)とダイオライト記念・Jpn2(同12日、船橋)への、1着馬にはかしわ記念・Jpn1(5月5日、船橋)への優先出走権が与えられた。優勝馬の関係者には報知新聞社・永山一規ビジネス局長から報知杯などが贈られた。

 1番人気に推されながら、まさかの出遅れ。これでキングストンボーイの手綱を執る御神本訓の腹は決まった。無理に先行争いに加わることなく、前をうかがいながら外からじりじり順位を上げる道中。4コーナー2番手から抜け出すと、ムエックスを3/4馬身差で振り切った。

 御神本訓は「あそこまで遅れるとは想定外だった。ヒヤッとした」と胸中を明かし、それでも「状態は良くなっていたし、自信を持って乗った。直線で先頭に立ってからフワッとしたが、後ろから来られたらまた伸びた。前走の勝利がフロックではないと証明できた」と勝島王冠に続く重賞連勝に胸を張った。今後は権利を得たダイオライト記念・Jpn2を目指して調整される予定。

◆キングストンボーイ 父ドゥラメンテ、母ダイワパッション(父フォーティナイナー)。大井・渡辺和雄厩舎所属のセン7歳。北海道新ひだか町・田上徹氏の生産。通算20戦4勝(うちJRA18戦2勝)。総獲得賞金は1億1878万7000円(うちJRA8178万7000円)。主な勝ち鞍は24年勝島王冠・S2。馬主は吉田和美氏。

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