水原一平被告に禁錮４年９か月求刑、賠償金２６億円か、米報道 大谷翔平から２７億円不正送金

　違法スポーツ賭博に関与し、ドジャース・大谷翔平投手（３０）の口座から１７００万ドル（約２７億円）を不正送金して銀行詐欺などの罪に問われている水原一平被告（４０）が、禁錮５７か月（４年９か月）、賠償金１６９０万ドル（約２６億円）の求刑となる見込みだと２３日（日本時間２４日）、複数の米メディアが報じた。

　大谷のメジャー１年目だった１８年から通訳として練習の補助や車の運転など公私にわたって大谷をサポートした水原被告。だが、昨年３月に韓国で行われた開幕戦後に違法スポーツ賭博への関与や大谷の口座から金を盗んだことなどが明らかになって解雇になった。量刑言い渡しの期日は、ギャンブル依存症に関する精神科医の鑑定書の作成に遅れが生じたとして３度も延期になって、２月６日に予定されている。