脚本家の三谷幸喜氏が24日のNHK「あさイチ」に出演し、朝の連続テレビ小説について語った。
後半で、視聴者から届いたメールを紹介。司会の鈴木奈穂子アナウンサーは「多いのが、『今度はぜひ朝ドラの三谷作品を見たいです。切望します』。たくさんいただきました」と内容を読み上げた。
そして「朝ドラの脚本をやるならどんなお話にしたいですか」とたずねると、三谷氏は「絶対ムリだと思います」とキッパリ。「朝ドラ、本当に難しいし、毎回15分でちょっと盛り上げなきゃいけないし」と理由を語る。「あと、さっきも見て思ったんですけど、あれが驚異的ですよ」と指差して話した。「時間が出るじゃないですか」と、画面左上に必ず表示される時間が気になるようだ。
「あんな、時間が出るドラマって無いですよ」。博多華丸が「カウントダウンが入っちゃいますよね」とうなずくと、三谷氏は「そうなんですよ。見てると、あと3分で終わるなとか、そろそろまとめにくるだろうなとか、みんな思いながら見るわけじゃないですか」と説明し「いや~あんなの俺にはできない」と笑った。
この三谷氏の発言に、ネットは「確かに時間は見てるなぁ」「三谷幸喜さんに朝ドラやって欲しいというメールに、難しいって、15分で盛り上げなきゃいけないし、左に時間が出てて視聴者があと何分だからそろそろと思っちゃうって言われてて、目からウロコでした」とうなずいた。また「時計が表示されることで成立する三谷幸喜の朝ドラくるな」と期待した。