Infoseek 楽天

26年前期の朝ドラヒロイン・見上愛とは 大河「光る君へ」でブレイク、フジ月9出演中 昨年は4作品同時に撮影も

スポーツ報知 2025年1月24日 11時30分

 NHKは24日、2026年度前期の朝の連続テレビ小説のタイトルが「風、薫る」に決定し、ヒロインが女優の見上愛(24)に決まったと発表した。見上は昨年の大河ドラマ「光る君へ」でブレイク。どんな女優か―。

 見上は2000年10月26日、東京都出身の24歳。19年に女優活動をスタートし、21年12月の「衝動」で映画初主演。22年2月のTBS系「liar」でドラマ初主演を果たした。2021年から、女優の長澤まさみらと日本中央競馬会(JRA)のイメージキャラクターに抜てきされて脚光を浴びた。

 近年では2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原彰子役を演じてブレイク。その後も昨年のテレビ朝日系「マイダイアリー」でも長谷川愛莉役でレギュラー出演。現在放送中のフジテレビ系ドラマ「119エマージェンシーコール」(月曜・後9時)で“月9”初出演を果たし、クールな指令管制員・新島紗良役を好演している。今年公開予定の映画「国宝」では藤駒役。昨年は4作品同時に撮影することもあった。

 昨年12月にスポーツ報知のインタビューに応じた際には、演技力の秘けつについて「私、全然(役に)のめり込まないんです」と話し「10分でも眠ったら、リセットできる」「睡眠さえとれば、全然大丈夫です」とあっけらかん。脚本を「読む」ではなく「読み解く」と表現し「他の方がどれくらい読んでいるか分からないんですけど、1回目は全体を読んで、2回目は自分の役を考えながら、役の目的と障害を書き出すんですよね。作品にもよりますけど、どの役にも目的があって、それを達成するまでの障害がある。それを全シーン、台本の上の方に書き出す」と役柄との向き合い方を語った。

 「風、薫る」は、まだ女性の職業が確立されていなかった明治時代に、正式に看護学を学んで「トレインドナース」となった、大関和さんと鈴木雅さんがモデル。見上は不運が重なり、若くしてシングルマザーになった看護師・一ノ瀬りんを演じる。この日、東京・渋谷のNHKで行われた制作・主演発表に出席した見上は、登場と同時に涙があふれ「1週間前に(オファーの)お話をもらった」とキャスティングであると告白。同作はダブルヒロインで展開することも発表され、一ノ瀬(見上)の相棒・直美役はオーディションで決定するという。

【近年のNHK朝の連続テレビ小説主演】

2017年前期「ひよっこ」有村架純(キャスティング)

2017年後期「わろてんか」葵わかな(オーディション)

2018年前期「半分、青い。」永野芽郁(オーディション)

2018年後期「まんぷく」安藤サクラ(キャスティング)

2019年前期「なつぞら」広瀬すず(キャスティング)

2019年後期「スカーレット」戸田恵梨香(キャスティング)

2020年前期「エール」窪田正孝(キャスティング)(相手役の二階堂ふみはオーディション)

2020年後期「おちょやん」杉咲花(キャスティング)

2021年前期「おかえりモネ」清原果耶(キャスティング)

2021年後期「カムカムエヴリバディ」上白石萌音・深津絵里・川栄李奈(上白石と川栄はオーディション)

2022年前期「ちむどんどん」黒島結菜(キャスティング)

2022年後期「舞いあがれ!」福原遥(オーディション)

2023年前期「らんまん」神木隆之介(キャスティング)

2023年後期「ブギウギ」趣里(オーディション)

2024年前期「虎に翼」伊藤沙莉(キャスティング)

2024年後期「おむすび」橋本環奈(キャスティング)

2025年前期「あんぱん」今田美桜(オーディション)

2025年後期「ばけばけ」髙石あかり(オーディション)

2026年前期「風、薫る」見上愛(キャスティング)もう一人は今後発表

この記事の関連ニュース