◆卓球◇全日本選手権 第4日(24日、東京体育館)
ジュニア女子準決勝が行われ、2連覇中の張本美和(木下グループ)が同じ16歳の小塩悠菜(JOCエリートアカデミー)を3―0で退け、同日の決勝に進出。福原愛、石川佳純に続く同種目史上3人目の3連覇に王手を懸けた。
ともに小学2年生だった16年の全日本選手権バンビの部(小2以下)の決勝で対決し、小塩悠が3―1で勝利。23年の全日本選手権ジュニア女子決勝では、張本美が3―1で初優勝し、同世代でしのぎを削ってきた。
この日は張本美が先に主導権を握り、2ゲームを連取。ペンホルダーの独特なスタイルの小塩悠に対し、早めに仕掛け、痛烈なスマッシュで得点を重ねた。最後まで相手にペースを渡さず、ストレートで勝ち切った。
同日の準々決勝は、世界ユース選手権U―19日本代表の17歳・青木咲智(大阪・四天王寺高)を3―0で下した。