オリックスは24日、中嶋聡前監督が、今季より「スペシャルアドバイザー(SA)」に就任することを発表した。球団は「海外(外国人選手)を中心とした編成面での助言・サポートを行い、監督時代とは異なる視点から見聞を広め、その知見をもとに球団を支える役割を担う」と説明した。
21~23年にチームをリーグ3連覇へと導き、22年には日本一を成し遂げた名将。昨年10月6日のシーズン最終戦・楽天戦(楽天モバイル)で退任を表明し、同年11月にサプライズ登場したファンフェスタでは「充電して野球を勉強して、ウズウズしてきたら何かやりたい。その時、また会いましょう!」と、本拠地・京セラドームのファンにあいさつをしていた。
そんな中、今季からはSAとして岸田新体制をバックアップすることが決定。中嶋SAは「海外も含め、私自身の見聞を広げるためのサポートもしていただけるということですので、喜んでお引き受けさせていただきました」とコメントした。