第97回センバツ高校野球大会(3月18日開幕・甲子園)の出場32校が24日、発表され、大阪勢は1927年の第4回大会以来、98年ぶり2度目の不選出となった。
昨秋の近畿大会は、大阪王者の履正社が滋賀短大付(滋賀2位)に1―4で、大阪桐蔭(大阪2位)も滋賀学園(滋賀1位)に2―3で初戦敗退を喫した。唯一、8強入りした大院大高(大阪3位)も、準々決勝で東洋大姫路(兵庫1位)に0―4の完封負け。初戦も北稜(京都3位)に1―0の辛勝と強調材料に乏しく、近畿5枠目は滋賀学園、最後の6枠目は滋賀短大付に決まった。
春は12度、夏14度と、いずれも甲子園最多優勝を誇る大阪勢。2002年には、大阪勢3校が近畿大会初戦敗退も近大付が選出されるなど、ここまでつないできた連続出場がついに途絶えることとなった。