第９７回センバツ高校野球大会（３月１８日開幕・甲子園）に出場する３２校を決める選考委員会が２４日、大阪市内で開催されて、早実が２０１７年以来８年ぶり２２度目の出場を決めた。
東京・国分寺市の同校で会見に臨んだ主将でエース左腕の中村心大（こうだい）投手（２年）は「ホッとしているのと、うれしい気持ちです。全員野球で粘り強く戦えるのが強み。日本一という目標に突き進んでいきたいです」と王貞治、荒木大輔、斎藤佑樹ら名門のエースを継承する者として、覚悟をにじませた。
和泉実監督は「バッテリーが中心になることは間違いないが、それだけでは勝ち進めない。総合力をより一層上げて臨みたい」と気を引き締めた。エースで４番の王貞治を擁した１９５７年以来、６８年ぶり２度目のセンバツ優勝を目指す。