日本ハムのドラフト3位・浅利太門投手=明大=と同6位・山城航太郎投手=法大=が24日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で新人合同自主トレ期間ではともに3度目のブルペン入り。初めて捕手を座らせ約20球を投げ、浅利は最速148キロをマークした。
力強い真っすぐで周囲の視線をくぎ付けにした。球団幹部、首脳陣らも視察する中でのブルペン入り。浅利は「まだ傾斜をうまく使ってないなって感じはあります。うまく力を伝えられてない感じもありましたし、力が分散している感じもあったんで、そこは修正していけたらなと思います」とまずは反省を口にした。
それでも、最速は148キロ。「(この時期では)悪くないと思います」とうなずいた。傾斜をうまく使えない中でも球速が出たことには「威力自体は傾斜もありますけど、体の出力みたいなところがあって。そこまで球速は意識してないですけど、今の時期にしてはいいのかなと思います」と冷静に語っていた。