ソフトバンクから戦力外通告を受け、西武に育成選手として入団した仲田慶介内野手(25)が24日、初めて埼玉・所沢市の球団施設で練習を行った。
午前中に室内練習場に姿を現すと、「ソフトバンクから来ました、仲田です。よろしくお願いします」と室内にいた選手やスタッフ全員にあいさつ。その後はこの日が初対面だったという育成の是沢涼輔捕手とともにフリーバッティングやノックに汗を流した。
福岡大大濠から福岡大を経て、21年育成ドラフト14位でソフトバンクに入団。昨季開幕前に支配下登録されたがオフに戦力外通告を受け、「ほんとに悔しい思いをしたので、もう全部ぶつける気持ちで頑張ります」と燃えている。西口文也監督も「児玉、滝沢、仲田とか、若い選手にセカンドのポジションをとってほしい」と期待を寄せており、「(二塁は)ホークスで1番守ったポジションでもありますし、練習も1番やってたポジション。1番芯のあるポジションなのでしっかりそこで勝負したい」と二塁手争いに割って入る構えだ。
2月1日から始まる春季キャンプは1軍の宮崎・南郷スタートが決定。「ライオンズに決まったときからほんとにレギュラー取るって気持ちでずっと練習してたんで、その気持ちを強く持ってキャンプもしっかりやりたいなと思います」と力を込めた。