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センバツ選考の焦点だったのは近畿6校目と関東5校目 評価並べば「地域性も考慮」 横浜清陵は「自治」重視を評価

スポーツ報知 2025年1月25日 5時40分

 第97回センバツ高校野球大会(3月18日から13日間・甲子園)の選考委員会が24日、大阪市内で行われ、32校が選出された。組み合わせ抽選は3月7日に行われる。

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 一般選考は順当だった。焦点は2枠。近畿6校目と関東5校目だ。

 近畿は滋賀短大付が滑り込んだ。宝委員長(日本高野連会長)は「大阪1位の履正社を逆転で破った1回戦の戦いぶりが見事。準々決勝の天理戦も接戦(1―4)」と説明した。

 関東は山梨学院。「初戦で東海大相模の好投手(福田拓翔)に12安打を浴びせた打撃力は、上位4チームと比べて遜色ない」と宝委員長。準々決勝で横浜に0―2と善戦した東農大二については「横浜戦で2安打しか打てなかった。地域性を考慮して落としたわけではない」と強調した。

 対照的だったのが東海3校目。至学館と岐阜第一の比較で、亀井副委員長(毎日新聞社執行役員大阪本社代表)は「全てに置いて拮抗(きっこう)。選考ガイドラインにある複数の学校の評価が並んだ場合、できるだけ多くの都道府県から出場できるよう、地域性も考慮するという評価ポイントに沿った」と解説した。

 唯一のサプライズは21世紀枠の横浜清陵か。壱岐に続いて選ばれ、女子を含めた部員人が主体的に話し合って物事を決める「自治」を重視している点などが評価された。(伊井 亮一)

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