Ｊ１鹿島は２４日、宮崎市内でトレーニングを行った。キャンプ最終日となる２５日に行われる岡山とのトレーニングマッチに向けた調整を行った。
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筋骨隆々の肉体から放たれた一撃に、選手たちも沸いた。ＦＷ鈴木優磨、ＦＷ徳田誉、ＭＦ荒木遼太郎ら攻撃陣が行っていた居残りシュート練習に、昨季リーグ２位の２１得点をマークしたＦＷレオセアラも参戦。何度もネットを揺らし、中には「ブオン」という鈍い音とともに、強烈なシュートをゴールネットに突き刺す場面も。選手たちからは「うぉ！」「すごっ…」などと驚きの反応が上がっていた。
２１日に行われた金沢との対外試合（３〇０）では、１本目の１５分過ぎに自ら交代を申し出た。筋肉系の違和感があったことを明かしたが「もう大丈夫。準備はできている」とキッパリ。岡山戦では、金沢戦同様に鈴木優磨との２トップで先発することが濃厚だ。
ＦＷ徳田誉がユース戦を含む対外試合３試合で５得点と好調を維持。金沢戦では師岡柊生も１ゴールを挙げ、同戦をコンディション調整でスキップしたＦＷチャヴリッチも岡山戦には出場する見通しだ。例年以上にＦＷのポジション争いは激しいが、レオセアラは「チーム内で競争があることはいいこと」と涼しい顔。最後に得点が取れなければ、鬼木新監督のサッカーは完結しない。鹿島の新たなストライカー候補が、目覚めの時を迎えようとしている。