タレントの長嶋一茂が24日放送のテレビ朝日系「ザワつく!金曜日」(金曜・午後6時50分)に出演した。
この日のゲスト、俳優の堤真一と1999年7月放送のTBS系ドラマ「ザ・ドクター」で共演。その際が初対面だったという一茂は「2人とも医者(の役)」と堤に言われ、「思い出しかないです」とニッコリ。
堤に「その時も(一茂は)このまんま。やっぱり役者には向いてなかったね」と言われ、苦笑しながらも「俺もちょっと俳優の雰囲気出しながらやってたんだけど、堤さんとあの時、4か月くらい撮影一緒にさせていただいて、いろいろ勉強になった。僕もプロ(野球選手を)辞めて、2年ぐらいしか経ってない時で」と回顧。
「いまだに堤さんがドラマの現場でディレクターさんともめたわけじゃなくて、活性的に意見交換する中で言った言葉を、僕はいまだに使ってる」と続けると「こう言ったんですよ。堤さんはそこでディレクターたちがお芝居つけるのが、ちょっと違ったんじゃないかと思うんだけど、『芝居ってのは距離です』って、堤さんは言ったの。まだ覚えてる。お芝居ってのは距離だって」と明かした。
「だから、その時の言葉をずっと使わせてもらってる。ディレクターさんと打ち合わせする時も『トークってのは、とにかく距離だから』って。それ言うと、みんな納得するんじゃないかと思って、25年間、ずっと、その話をしてる」と力説する一茂を見ながら、当の堤は「全然、覚えてないけど」と、きっぱり。「だって、20代か30代? 今から考えると生意気だなあと思う」と正直に続けていた。