横浜FMに新加入したコロンビア人DFジェイソン・キニョーネス(27)が24日、オンラインで行われた入団会見に出席した。
身長185センチの高さとスピードに定評のあるキニョーネスは「このクラブにくることが出来てうれしく思います。ピッチに立った時には、常に全力を尽くしてチームのためにやりきりたい」と意気込んだ。
3年ぶりのリーグ優勝に向けて、鍵を握る存在だ。昨季チームはリーグ3位タイの61得点も、失点数がワースト4位の62失点。守備の立て直しが大きな課題となっている。そうした中で獲得したキニョーネスについて、オンライン会見に同席した西野努スポーティングダイレクターは「守備の強化という中で重要な、中心を担う選手として昨年からずっとリサーチしていた。守備力は当たり前ですけど、攻撃参加する能力も高いですし、得点を取ることも出来るセンターバック。守備陣の統率も、プレーでしっかり引っ張ってくれることを期待している」と説明した。
昨年まで新潟でプレーしていた新加入のオーストラリア代表DFトーマス・デンとともに守備陣を支える役割を期待されており、自身も「守備を任せられる選手として呼ばれたと思っている。チームに安心感をもたらしたい」と決意。また初の海外でのプレーとなる今季に向けて「自分の世界が180度変わった年なので、しっかりと変わった中で最終的にはすごくいい年になったと言えるようにしたい。そのためには一歩、一歩だと思っている。まずは目の前の試合を一つひとつ勝っていく、それを積み重ねた上で最終的には優勝、タイトルというものを手にしたい」と意気込んだ。