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【卓球全日本】35歳・松平賢二、7年ぶりの16強 6回戦は負傷棄権も「100%を出せた」

スポーツ報知 2025年1月24日 22時11分

◆卓球◇全日本選手権 第4日(24日、東京体育館)

 男子シングルスで世界選手権個人戦代表の松平賢二(協和キリン)が6回戦を途中棄権した。5回戦で小林広夢(日大)を4―2で退けたが、曽根翔(T.T彩たま)との試合中に左膝を痛めたという。練習中に疲労がたまり、痛みを感じたことはこれまでもあったものの「ダイレクトに『ドン!』っていうのはなくて。ごまかして勝てる相手ではないので、早めに決断した」と明かした。

 ただ、全日本でのランク入り(16強)2018年以来、7年ぶりだ。35歳とベテランの域に達しながらの奮闘に「今年に関しては100%を出せた」と充実の表情。「僕がランクに入るというのは、他の選手にも可能性があるということ。そういうチャンスをみんなも逃さないでつかみ取ってほしいし、技術だけじゃなく、準備してきた人が取れると思ってもらいたい。そういうきっかけになれたらと思って、今頑張っている」と熱い思いを口にした。

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