ドジャースの大谷翔平投手(30)が出席予定だった25日(日本時間26日)にニューヨークで行われる「BBWAA(全米野球記者協会)ニューヨーク支部主催の晩さん会」に欠席することが、わかった。同協会関係者によると、先週、大谷サイドから同協会に連絡。ロサンゼルスや周辺で続く山火事への思いが欠席の理由に関わっているという。
マンハッタンのホテルで行われる、両リーグのMVPや新人王がスピーチする恒例の晩さん会は、今回100回目を迎える。大谷は2年連続MVPとして今回も参加予定で、昨年1月の第99回では、英語で約2分間のスピーチを行い、拍手喝采を受けた。今回どのような言葉を発するのか、さらに、ア・リーグMVP、ヤンキースのA・ジャッジとのグラウンド外での共演も大きな注目となっていた。
NY支部関係者は「非常に驚いているし、がっかりだ」と落胆の色を隠せない。「日本のテレビ局とも生中継をめぐって話がついていたが、こうなっては、テレビ局側も消極的になるのでは」と話した。なお、当日は大谷がビデオメッセージで対応する模様だ。