王鵬が３敗を守り、優勝争いに踏みとどまる 大横綱・大鵬の孫が千秋楽、初Ｖに臨む

◆大相撲初場所１４日目（２５日、東京・両国国技館）

　西前頭３枚目・王鵬（大嶽）は、東前頭筆頭・隆の勝（常盤山）を突き落とし、３敗を守り、初優勝に望みをつないだ。土俵際まで押し込まれたが、左から強烈な突きで勝利した。前日は４兄弟の末弟、夢道鵬が幕下優勝を飾った。「プレッシャーの中で勝てば違うぞ」と声をかけた王鵬が、今度は自分がその状況で、千秋楽に臨むことになる。大横綱・大鵬の孫として注目されてきたが、大きなチャンスを迎えた。