★中京2R・3歳未勝利の馬トク激走馬=マギームーン
芝でデビューしたスワーヴリチャード産駒だが、3走前は2着に好走しながら直近2戦は2ケタ着順。前走に限っては初めて砂に投入されて、10着に終わっている。
激走馬にピックアップされた要因は「末脚性能が上位」と「能力指数が上位」。特に前者は、初ダートで大きく出遅れながら、上がり3ハロン最速タイを繰り出した末脚が評価された。
鞍上は”バイタルジョッキー”ではないものの、土曜の中京競馬で5勝をマークした坂井瑠星騎手。いま最も著しい成長を見せている若手のホープが後押しになる。
★小倉7R・3歳未勝利の馬トク激走馬=ゲンジ
デビュー戦は中山の芝2000メートルで7着に敗れたオルフェーヴル産駒。2番手の好位を確保しながら最後の急坂で失速すると、そのまま馬群に飲み込まれてしまった。
馬体重412キロとパワー不足が否めない小柄な体形だけに、3キロ減の斤量と平坦コースに替わるのは大きなプラス要素。そこに開幕週の最内枠という条件も追い風になる。
激走馬の要因は「好枠引き期待大」と「能力指数が上位」。厩舎指数も4番手と上位の数値で、鞍上には”バイタルジョッキー”になっている小林美駒騎手など推し材料が多い。
★中山12R・4歳上1勝クラスの馬トク激走馬=エールトゥヘヴン
桜花賞馬の肌にロードカナロアの配合は期待せずにいられない血統馬。初勝利は4戦目になるが、1勝クラスは足掛け2年超の期間で19戦も使ってきている。
ただ、現級では2着3回とあと一歩のところまで来ているのも事実。前走は6着に敗れているが、直線で少し窮屈なところに入りながら勝ち馬から0秒3差まで迫っている。
今回は「騎手が好調」と「末脚性能が上位」の2点が激走馬要因。コンスタントに使われてきているが、仕上指数も3位の数値をたたき出しており、侮れない存在かもしれない。