Infoseek 楽天

渋野日向子 クラブ契約フリーで米ツアー4年目へ「優勝したい。自分に自信を持ってプレーしたい」

スポーツ報知 2025年1月25日 19時43分

 女子ゴルフで日米7勝の渋野日向子(サントリー)が25日、都内で開催された「JALスペシャルゴルフデー」に参加した。集まった多くのファンを前に「優勝したい。自分に自信を持ってプレーしたい」と力強く今季の目標を語った。

 イベントは2部制で実施。ジュニアを対象にした第1部では、子供たちからの質問に次々と答えた。リラックス法には「移動中に音楽を聴く」と回答。「藤井風とかFRUITS ZIPPER。ノリノリの歌だから、それでテンションを上げる」と試合前にパワーをもらっていると話した。また、幼少期にはソフトボールもやっていた渋野。「もちろん(経験が)生かされていると思うし、ソフトボールをやってきて良かった。ゴルフは支えがあってできている。私は個人競技だとは思っていない」とゴルフとの共通点も多くあると話した。

 2部はファンとアプローチや、ドライビングコンテストで対決。終始笑顔で、オフならではのイベントに充実感を漂わせた。終了後には「毎年楽しみにしているイベントなので、とても楽しかった。子供たちもすごく上手なので、自分が初心に返れるというか、いいものをすごくもらえた」と刺激を受け、一日を締めくくった。

 米ツアー本格参戦4年目を迎える今季はファウンダーズ・カップ(2月6~9日、米フロリダ州)から始動する。オフは地元・岡山で過ごし、「おせちを五重食べた」としっかり英気を養った模様。ゴルフの面では100ヤード以内のショートゲームを、例年以上に取り組んだという。プロ入り後、シーズン初戦は最も早くなるが、「5~10ヤード飛んでいる。気持ちがプラスになっている」といい状態でシーズンインできそうだと話した。

 この日のイベントでは、タイトリストのドライバーや、スリクソンのアイアンを握っていた。「(クラブ契約は)フリー。まだ調整中ではあるが、いろいろ打ってみた」と明かした。心機一転し、臨む今シーズン。「結果が出ないと、このオフを頑張ったとは言えない」と自身4年ぶりの勝利へ気を引き締めた。

この記事の関連ニュース