◆大相撲 ▽初場所14日目(25日、東京・両国国技館)
関脇・大栄翔(追手風)が東前頭5枚目・平戸海(境川)を突き出して、10勝目を挙げた。
大関昇進の目安は「三役で直近3場所33勝」。白星を2ケタに乗せて、大関取りへの起点とした。「(2ケタに乗って)本当によかった。2ケタ勝っていかないと次はない。そういう意味でも勝ちたかった」と力強く語った。
今場所は持ち前の突き押しで前に攻め込む場面が多く「勝ちだけではなく、内容も伴っているのはいいこと」と、手応えを口にした。
千秋楽は小結・阿炎(錣山)との一番が組まれた。「しっかり勝って来場所につながる相撲を取りたい」と意気込んだ。