Infoseek 楽天

【センバツ】横浜清陵の主将へ祝福LINE70件も浮かれた様子なし 野原慎太郎監督には恩師から熱い言葉

スポーツ報知 2025年1月26日 8時0分

 第97回センバツ高校野球大会(3月18日から13日間・甲子園)に21世紀枠で出場する横浜清陵(神奈川)はセンバツ初出場決定から一夜明けた25日、横浜市内の同校で報道陣に取材対応を行った。

 神奈川の県立校としては1954年の湘南以来、71年ぶりのセンバツ出場。山本康太主将(2年)は前日に祝福のLINEが約70件届いたと明かした。

 だが浮かれた様子は一切なく、「昨夜もきょうの練習メニューを考えていました」ときっぱり。決定当日のミーティングでは、ナインに「今まで通りやっていこう」と呼びかけた。「決まったからには、しっかり準備して臨みたい」と地に足をつけて大会まで過ごす決意だ。

 熱い言葉が胸に響いた。野原慎太郎監督(42)は前夜、東海大相模時代の恩師、創志学園(岡山)の門馬敬治監督(55)から「よかったな。いつも通り、堂々とやれよ」と電話で激励された。「いいタイミングでいい言葉を掛けて下さった」と感謝した。「よそ行きの野球はできない。神奈川で勝とうと思ってやってきた野球しかできない」と指揮官。自然体で聖地に突き進む。(加藤 弘士)

この記事の関連ニュース