◆ドイツ1部 第19節 フライブルク1―2バイエルン(25日・オイローパ・パルク・シュタディオン)
フライブルクの日本代表MF堂安律が、バイエルン戦で追撃のアシストをマークした。2点を追う後半23分、CKから正確なキックで元ドイツ代表DFギンターのゴールを演出し、今季3アシスト目。しかし試合は1―2で敗れ、チームはリーグ戦3連敗となった。
首位に立つバイエルンに対し、苦しい試合展開を強いられた。前半15分、バイエルンのイングランド代表FWケーンに決められて先制を許すと、後半9分にはCKから韓国代表DFキムミンジェのヘディングで追加点を奪われた。堂安も守備の仕事に追われる時間も長く、最終ラインまで戻って必死にしのぐ場面もあった。
しかし後半23分、堂安のアシストから生まれたゴールで1点差に。その後も堂安は後半31分には右サイドでボールを持つと、積極的にドリブルで仕掛けるなど、フライブルクの攻撃を引っ張った。終盤はフライブルクが流れをつかんだが、ドイツ代表GKノイアーを中心としたバイエルンのゴールをこじ開けることはできず、1―2のまま敗れた。