将棋の藤井聡太王将=竜王、名人、王位、王座、棋王、棋聖=に永瀬拓矢九段が挑んでいる第74期王将戦七番勝負第2局は26日、京都・伏見稲荷大社で2日制の2日目が指され、午後0時30分に昼食休憩に入った。同1時30分に再開される。
先手・藤井は「抹茶そば」。1日目の午後のおやつ、2日目の午前のおやつに続き抹茶を使ったメニューで、京都らしい一品をチョイス。トッピングには生麩(ふ)、湯葉など京都らしい食材も使われている。ドリンクは煎茶だった。
後手・永瀬は清和荘の「王将戦特製弁当」。のり巻きにローストビーフ、だし巻き卵、さしみ、焼き魚、煮物が入ったボリューム満点の弁当。茶碗蒸しとわらび餅も付いている。ドリンクは献上宇治抹茶に加え、糖分補給のため第1局から多く注文しているフレッシュジュースを2杯。オレンジ、グレープフルーツの2種を注文した。
戦型は横歩取りで、この日の休憩突入時で47手まで進行。この日は共に1手に30分以上の考慮時間をかけ、ほぼ互角となっている。残りの持ち時間は藤井が1時間56分、永瀬が2時間32分。夜には決着する見込みだ。