◆スペイン1部リーグ▽第21節 バリャドリード0―3Rマドリード(25日・ホセ・ソリージャ)
Rマドリードのフランス代表FWキリアン・エムバペが、加入後初のハットトリックをマークした。
まずは前半30分。MFベリンガムとの壁パスから左エリアに入ると、右足シュートをゴール右中段へ決めて先制点を挙げた。
後半12分には、自軍でMFバルベルデが球を奪い、FWロドリゴがドリブル突進し、左に開いたエムバペにパス。これをエムバペが左エリアに入ったところで右足クロスシュートをゴール右へ決めて2点目。さらに試合終了間際にPKを決めてハットトリックを達成した。
公式戦ここ4試合で7ゴール、リーグ戦も2戦5発と量産し、得点ランキング首位を独走していたバルセロナのFWレバンドフスキに1点差に迫る15点とした。試合後、クラブの公式TVで「ハットトリックはハッピーだけど、もっとうれしいのは勝利だ。毎週言っているが、Aマドリードに勝つために今日の勝利は重要だった。僕たちは良いプレーをして、最初のゴールはチームプレーからだった。後半に入って最初の10分間はもっと良いプレーをすべきだった。2点目を挙げ、そこからうまくコントロールして3点目になった。首位に立つのは自信を付ける。38節が終わるまで何が起こるかわからない。僕たちは毎回勝って、自信を持つが、同時にすべての試合で謙虚でいなければならない」などとコメントした。
これでRマドリードは勝ち点49で、ビリャレアルに引き分けた2位Aマドリードに4差を付けて首位に位置している。