巨人に新加入した田中将大投手(36)が26日、都内で行われたnetkeiba主催の会員限定イベント「田中将大選手と中央競馬を楽しもう! Vol.2」に参加した。ファンとコラボして中央競馬を楽しむ同イベント。大の競馬好きとして知られ、過去に有馬記念のアンバサダーも務めていた右腕は、白のパーカーにスニーカーとラフな私服姿で登場。フリートークや競馬予想で約100人が詰めかけた会場を盛り上げ「第2回が開催されて個人的にすごくうれしいです」と声を弾ませた。
トークコーナー中に「同世代にライバルがいるというのは、やはり燃えるものですか?」と問われると「やっぱ若い頃は、めちゃくちゃ意識していましたね。絶対負けないぞって」と回答。続けて、プロ野球界をけん引してきた1988年世代で最もライバル視していた投手について聞かれ「高校時代は、僕で言えば、マエケンが僕らの世代では一番」とタイガース・前田健太投手の名を挙げた。
「1年の夏からPL(学園)で投げていて。僕、中学の時はマエケンとボーイズリーグのリーグも一緒で。(当時)彼が日本代表でエースとして世界大会で活躍してるのとかも全部知っていたので、そこはすごい意識してました。マエケンには負けないぞ、って気持ちを僕はすごいありました」と明かした。
日米通算197勝を誇る19年目のベテラン。楽天に所属した昨季は右肘手術明けの影響で未勝利に終わった。新天地で、復活をかける今季。「(所属球団が)東京なので、ドームに足を運んで見に来ていただけたらなと思います」とファンに活躍を誓っていた。