巨人のライデル・マルティネス投手(28)が26日、都内のホテルで入団会見を行った。
キューバ出身のマルティネスは昨年まで中日の絶対的守護神としてNPB通算166セーブ。特に直近3年間は22年が56登板で62奪三振、防御率0・97。23年は48登板で62奪三振、防御率0・39。昨年が60登板で59奪三振、防御率1・09と圧巻の成績を残してきた。
オフに自由契約となり4年総額50億円以上(推定)のNPB史上最大級となる超大型契約で巨人の一員となった。背番号は慣れ親しんだ「92」を着ける。
巨人はリーグ連覇と13年ぶり日本一へ、マルティネス獲得でさらにブルペンを強化。首脳陣はマルティネスに9回を任せる方針で、昨年まで抑えを務めた大勢やケラー、高梨、船迫、バルドナードらもいる救援陣はさらに厚みを増した。
会見冒頭でマルティネスは「幸せな気持ちでいっぱいです。ジャイアンツの皆さんに感謝申し上げたい」と話した。