タレントのビートたけしが26日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜・正午)に出演した。
この日の番組では、急増する一方の客や取引先からの店員や会社への嫌がらせや過剰なクレームを意味するカスハラ(カスタマーハラスメント)の実態と対策を特集した。
番組の最後に「昔は嫌だったら、(その店に)二度と行かなきゃいいんだとか、1回はしようがない、いい勉強だよとか。二度とあそこ行かなきゃいいじゃないかとか、まあまあ、なあなあで済ましてたけど、初めて行った店でこうなったから文句つけるってなったのは、俺らの後の世代だよね」と話し出した。
共演の作家・阿川佐和子さんが「なあなあで済まない時代になっちゃったんですね」というと、「まったく」と同調。
「だから、個人の権利とか言い出して、自分の主張をするようになって。それがいいことなのか悪いことなのか分からないけれども、いろいろトラブルが出るね」と、しみじみ話していた。